このバナナアイスクリーム(ナイスクリーム)は、バナナのナチュラルな甘みが美味しい、濃厚でとてもクリーミーなロースイーツです。材料はバナナだけ。これ以上ないほどシンプルで簡単なのに、ヘルシーでリフレッシュできるスイーツです。
庭でアップルバナナというハワイ原産のバナナを育てていて、夏になると一気に収穫時期を迎えます。
農薬や保存料などを一切使っていないので、まだ青い状態で収穫しても、1週間もするとあっという間にまっ黄色に。
バナナの栄養価は黄色い時が一番高くなるようなので、黄色く色づいて黒いスポットが出始めたらまとめて冷凍するようにしています。
冷凍したバナナは色々なものに使えるので本当に便利。アイスやスムージーのベースにするととてもクリーミーな食感になりますし、ケーキに使うとバナナの甘さで甘味料を減らすことができますしね。黒くなったバナナは捨てずに冷凍しておくと良いですよ。
冷凍した果物をブレンダーでアイスクリーム状にした、プラントベースのアイスクリームは、ナイスクリーム(Nice Cream)とも呼ばれています。
一般的なアイスクリームと異なり、砂糖不使用、乳製品不使用、卵不使用、着色料や添加物も含まず、アイスクリームメーカーを使わずに作ることができるナチュラルなアイスクリームのことです。
食感は通常のアイスクリームに比べると柔らかめ(Soft Serve)です。水分が少ない硬めのスムージーといった感じかもしれません。
材料は冷凍したバナナだけですが、バナナを冷凍する時にちょっとしたコツがあります。
それはバナナの皮を剥いて、一口サイズに切って、重ならないようにして冷凍しておくことです。
1本丸ごと冷凍してしまうと使うときに不便ですし、混ぜるときにブレンダーに負荷がかかるため、小さく切っておくことをお勧めします。
黒いスポットが出るくらい完熟したバナナを使うと、甘味料を加えなくてもとても甘く仕上がります。
アイスクリームメーカーを使わず、ブレンダーまたはフードプロセッサーで混ぜるだけで簡単に作ることができます。
Vitamixのような超高速ブレンダーであればあっという間に作ることができます。
理想的な食感にするには、バナナはブレンダーが半分以上埋まるくらいの量(4~6本)は入れた方が良いです。そうではないと、ブレンダーを回す熱でバナナが溶けてしまい、スムージーのような液体状になってしまいます。
最初は遅いスピードで、タンパーで押し込むようにしながら混ぜます。ブレンダーが回るようになってきたら徐々にスピードを上げます。くれぐれもブレンダーに無理をさせ過ぎないように。混ぜすぎると柔らかくなりすぎるので気を付けてください。
バナナ2~3本など少量の場合はフードプロセッサーの方が作りやすいです。
一気に混ぜようとせず、パルスを繰り返しながら少しずつ混ぜていきます。
うまく回らない場合は、バナナを少しだけ解凍して柔らかくするか、水分(水かミルクなど)を少量加えると良いです。
生鮮食品なので、切った直後から茶色く変色していきます。変色しても味は全く問題ありませんが、気になる場合はこちらをお試しください。
一口大に切ったバナナにすぐレモンを振りかけてから冷凍する:バナナを冷凍する前にレモンで変色を止めておくことがポイントです。冷凍した後や、すでにアイスクリーム状にしたものにレモンを掛けても効果はほとんど得られません。
長期間冷凍しない:冷凍庫の中でも時間た立つほど変色していくため、バナナを切って冷凍した後、1日または数日以内に使うと良いでしょう。
ミルクを加える:ミルク(特にココナッツミルク缶)を少々加えると、変色してもあまり分からなくなります。ただミルクを入れることにより食感は変わります。
バナナ以外の果物でも作ることができます。また、これらの果物をバナナと組み合わせて作るとクリーミーな食感になります。
好きなトッピングやフレーバーを加えてアレンジを楽しむことができます。
このバナナアイスクリームは、
の簡単でヘルシーなレシピです。
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アイスクリーム
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アイスクリーム
召しあがり方
【ハワイ在住ホリスティックヘルスコーチ】激務で心身のバランスを崩した後、試行錯誤しながら本来の自分を取り戻す。食事、運動、仕事、マインドセットなど、ホリスティック(全体的)な観点から、40代の働く女性がヘルシーなライフスタイルを確立し、無理なく力を発揮できるようサポートを行っている。【略歴】慶應義塾大学経済学部卒、大手企業でマーケティング業務に従事。米国IIN認定ホリスティックヘルスコーチ。40か国7大陸制覇。田舎暮らし。犬と猫との暮らし。