このサツマイモのチョコレートムースはもったり濃厚、サツマイモの自然の甘みが美味しいヴィーガンチョコレートムースです。

今まで色々なヴィーガンのチョコレートムースを作っていますが、その中でもこのサツマイモを使ったムースは、もったりと濃厚な食感と自然の甘みを楽しむことができます。材料さえ揃っていれば5分もあれば作ることができる気軽さが気に入っています。
サツマイモは最強
サツマイモは、スイーツの代わりになるほどの甘みがあり、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養も豊富なので、つくづく最強のおやつだなと思います。
サツマイモは糖質が多いので敬遠する方も多いかもしれません。でも一度調理したサツマイモをしっかり冷やすと、糖質がレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)に変わります。レジスタントスターチは食物繊維のような働きをし、腸内環境を整えたり、血糖値上昇を抑制したりする効果があるため、うまく取り入れれば便秘解消やダイエットにも活用できる食材です。
その他にも色々な栄養があります。
ビタミンB1:糖質の代謝を助ける
ビタミンB2:脂質の代謝を助ける
ビタミンC:蒸したり焼いたりしたサツマイモは、1本(200g)で1日に必要な摂取量の約40%が摂取できます。
食物繊維:1本(200g)で1日に必要な摂取量の約18%が摂取できます。
カリウム:ナトリウム(塩分)の排泄を助け、むくみの解消に役立ちます
材料
さつまいも:調理済みのさつまいもを使います。茹でたものでも良いですが、できれば蒸すかオーブンで焼いた方が甘みがしっかり出るのでお勧めです。多めに作って冷凍しておけばすぐ使うことができます。
Rawカカオパウダー:Raw(非加熱)のカカオパウダーを使うことで、抗酸化作用が期待でき、豊富な栄養をそのまま頂くことができます。ココアパウダーでも代用できます。
ヒマラヤ岩塩:質の良い自然の塩がおすすめです
バニラエッセンス:自家製バニラエクストラクトを使用しています
ココナッツミルク:缶のココナッツミルクを使います。濃厚にしたい場合はココナッツクリームでも良いです。
メープルシロップ:オーガニックでグレードAのものを使用しています

作り方
事前準備
- さつまいもを調理する。蒸すかオーブンで焼いた方が甘みがしっかり出ます。茹でると栄養価も流出するため、皮付きで蒸したり焼いたりするおすすめ。オーブンの場合は、低温でゆっくり焼くと、甘みが増しねっとりと甘いサツマイモになります。洗ったサツマイモの水を拭き、天板に並べて余熱なしで160度(320F)で90分ほど焼きます。(サツマイモをアルミホイルで包まないで良いです)
- 冷めたら皮を剥く
材料を混ぜる
- さつまいも、カカオパウダー、バニラエクストラクトをフードプロセッサー(またはブレンダー)で混ぜる
- フープロが回る程度にココナッツミルクを加え、カカオパウダーの粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 甘さが足りない場合はメープルシロップを加えて混ぜる
そのまま召し上がっても良いですし、少し固めたい場合は冷蔵庫で数時間冷やしてから召し上がると良いかと思います。

このさつまいものチョコレートムースは
- さつまいもの自然の甘みが美味しい
- さつまいもの栄養や食物繊維を取れる
- ヴィーガン
- グルテンフリー
- 白砂糖不使用
- ナッツフリー
- 乳製品不使用
- オイルフリー
のヘルシースイーツです。

さつまいもチョコレートムース
材料
- さつまいも(調理済み、皮なし) 300g
- カカオパウダー 大さじ4
- バニラエクストラクト 少々
- ヒマラヤ岩塩 少々
オプション
- ココナッツミルク缶 60〜120ml(サツマイモの水分量によって調整)
- メープルシロップ(サツマイモの甘さによって調整)
作り方
事前準備
- サツマイモを調理する(オーブンで焼く、蒸す、茹でるなど)
- オーブンで焼く場合:洗ったサツマイモの水分を拭き、天板に並べる(アルミホイルなどでサツマイモを包まなくて大丈夫です)。160度(350F)に設定し、余熱なしで60〜90分焼く。
- 冷めたら皮を剥く
材料を混ぜる
- サツマイモ、カカオパウダー、バニラエクストラクトをフードプロセッサー(またはブレンダー)で混ぜる
- フードプロセッサー(ブレンダー)が回る程度にココナッツミルクを加え、カカオパウダーの粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 甘さが足りない場合はメープルシロップを加えて混ぜる