このチョコレートチェリーアイスクリームは、ココナッツミルクをベースにしたチョコレートアイスに、アメリカンチェリーの酸味がマッチした、もったりと濃厚でチョコレート感たっぷりのヴィーガンアイスクリームです。アイスクリームメーカーを使わず、家で簡単に作ることができます。
ハワイのホールフーズのアイスクリームコーナーでは、乳製品(牛乳や生クリーム)を使わない様々なアイスが売られています。
これら植物性ミルクのアイスは、ココナッツクリームかカシューナッツをベースにしたものが多いですが、その他のナッツミルクや、最近はオートミルクをベースにしたものなども見かけます。
こうした商品は、オーガニック食材を使っていたり、白砂糖の代わりに甜菜糖が使われているなど、1つ1つの食材にもこだわりを感じます。
その分、価格は一般的なアイスの2倍くらいはしますが、それでも乳製品を使ったアイスより遥かに大きな販売スペースを占めるほどの人気ぶりです。
そんな植物性ミルクのアイスですが、乳製品のアイスよりヘルシーなのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れないと思っています。それは自分がどういう食生活をしたいのか、どういうライフスタイルを目指しているかによって、何がヘルシーなのかは変わってくるためです。
また加工品である以上、ある程度の添加物や保存料は避けらません。そして糖分(砂糖や人工甘味料)も一般のアイスと比べてもそれほど変わらないくらい入っているんですよね。
なので、植物性だから/プラントベースだから/ヴィーガンだからヘルシーということではなく、結局はひとつひとつ原材料を確認して判断するしかないのかなと思っています。
アメリカンチェリー:生でも冷凍したものでも構いません。私は生のものをオーブンで焼いてから使用しています(作り方参照)。
ココナッツミルク(缶):1缶はそのまま使います。もう1缶は冷蔵庫で丸一日以上冷やし、脂肪分と水分を分離させておき、脂肪分(固形部分)のみ使用します。
Rawカカオパウダー:焼かないスイーツなのでRawのものを使用しています。オーガニックです。ココアパウダーでも代用可能です。
メープルシロップ:オーガニックでグレードAのものを使用しています。
タピオカ粉:濃厚な食感にするために使用しています。コーンスターチや片栗粉でも代用可能です。
ナッツバター:自家製ナッツバターを使用しています。クリーミーなものの方が作りやすいです。主に濃厚な食感を出すために使用しているため、ナッツを使いたくない場合はシードバターでも代用可能です。ココナッツオイルなどでも代用できるかもしれません(私は試していません)。
バニラエッセンス:たっぷり使用しています
ヒマラヤ岩塩:自然の塩でしたらどんなものでも構いませんが、質の良いものがお勧めです。
チョコレートチップ(オプション)
アイスクリームメーカーを持っていないので、ブレンダーで混ぜるだけで作ることができるアイスを色々と試しているのですが、このレシピは他のレシピに比べるとひと手間を掛ける分、よりクリーミーなアイスクリームになっています。
ココナッツミルクをベースにしたヴィーガンアイスクリームを作ったことがある方なら感じたことがあるかもしれませんが、氷っぽいシャリシャリ感が出て残念な感じになってしまうことがあります。
でもこのレシピでは、いくつかのステップを踏むことで、シャリシャリ感が残らず、もったりと滑らかな食感のアイスクリームになります。
ココナッツミルク缶を2つ使用しますが、そのうちの1つは固形部分(ココナッツクリーム)のみ使用します。
材料を鍋で火にかけてとろみがでるまで加熱することで、冷やした後でも濃厚で滑らかな食感を楽しむことがっできます。
タピオカ粉(またはコーンスターチ)を加えて加熱することでとろみを出します。
市販のチェリーアイスクリームを買うと、チェリーがしっとりしていますよね。あれはドライチェリーを使っているのかなと思うのですが、それと似た食感にするため、オーブンで軽く焼いて、なんちゃってドライチェリーにしています。そうすることでチェリーがシャリシャリではなく、しっとりした食感になります。
このチョコレートチェリーアイスクリームは、
の簡単でヘルシーなレシピです。
こちらも合わせてどうぞ。
(参考)paleorunningmomma/Double Chocolate Chip Cherry Ice Cream(No-Churn, Paleo, Vegan)
1カップ≒240㎖
アイスクリーム
アドイン
事前準備
アイスクリーム
ブレンダーを使わない場合
【ハワイ在住ホリスティックヘルスコーチ】激務で心身のバランスを崩した後、試行錯誤しながら本来の自分を取り戻す。食事、運動、仕事、マインドセットなど、ホリスティック(全体的)な観点から、40代の働く女性がヘルシーなライフスタイルを確立し、無理なく力を発揮できるようサポートを行っている。【略歴】慶應義塾大学経済学部卒、大手企業でマーケティング業務に従事。米国IIN認定ホリスティックヘルスコーチ。40か国7大陸制覇。田舎暮らし。犬と猫との暮らし。