このリンゴのクランブルは、しっとりしたリンゴに、ナッツで作ったクランブルを散らした簡単でヘルシーなヴィーガンスイーツです。アイスクリームをのせてスイーツとして楽しんでも良いですし、ヨーグルトやフルーツなどと一緒に朝食として楽しむこともできます。
とても簡単なので、秋になりリンゴが美味しくなってきたら作りたくなるレシピです。
今回はcoconutsandkettlebells/Baked Apple Crispをアレンジして作りました。
クランブルとは?
クランブル(Crumble)とは、果物の上に、粉、バター(オイル)、砂糖(甘味料)などを混ぜたそぼろ状の生地を散らして、オーブンで焼いたものです。
クランブルと似たようなデザートにクリスプ(Crisp)があります。
クランブルとクリスプの違いは、元々は、クランブルはオーツを使わないもの、クリスプはオーツを使ったものを指すようです。でも今はその違いは曖昧になっており、実際に様々なレシピを見ていても、オーツありでもクランブルと呼んでいるのもあれば、オーツなしでもクリスプと呼んでいるものも多々あります。私の個人的な感覚では、両者の違いはオーツのありなしというよりは、クランブルはしっとりした生地、クリスプはサクサクした生地がのっているというイメージです。
リンゴのクランブルの材料
リンゴ:どんなリンゴでも良いですが、甘いものと酸味のあるものなどを組み合わせると美味しいです。私はGalaとFujiを使いました。日本では紅玉、アメリカであればFuji、Honey Crisp、Pink Lady、Galaなどがお勧めです。
アーモンド:フードプロセッサーで粉砕して粉にして使います。アーモンド粉でも良いです。
クルミ/ピーカンナッツ:ナッツが加わることで、グラノーラのようなクランチーな食感が加わります。
メープルシロップ/ココナッツシュガー:その他の甘味料でも代用可能です。
アボカドオイル:発煙点が高く香りがしないため、焼き菓子に使いやすいオイルです。ココナッツオイルなどお好みのオイルで代用可能です。
コーンスターチ/タピオカ粉:リンゴをコーティングしてとろみをつけるためと、クランブルの材料同士がバラバラにならないようにするために使用しています。私はタピオカ粉を使っています。
レモン:
スパイス:シナモン:ナツメグ、生姜などお好みのスパイスを混ぜても良いかと思います
このリンゴのクランブルの特徴
まずリンゴですが、粉やメープルシロップでコーティングすることで、焼きあがった時にパサパサせず、しっとりととしたリンゴになります。とろりとしたジャムのようなシロップをまとっています。
クランブルは、グラノーラのような噛み応えを残しながらも、パサパサせず柔らかな食感です。オーツや小麦粉の代わりに、ナッツをベースにしているので、糖質制限やパレオダイエットの方でも楽しむことができます。
このリンゴのクランブルは、
- しっとりしたクランブル
- 白砂糖不使用
- ヴィーガン(乳製品不使用、卵不使用)
- グルテンフリー
- オーツ/オートミール不使用
の簡単でヘルシーなレシピです。
リンゴのクランブル(オーツなし)
材料
1カップ≒240㎖(アメリカの計量カップ)
リンゴ
- リンゴ ・・・4個
- レモンの絞り汁 ・・・大さじ1
- メープルシロップ ・・・大さじ1
- コーンスターチ/タピオカ粉・・・大さじ1
- シナモン ・・・小さじ1
- ナツメグ ・・・小さじ1/8
クランブル
- アーモンド(粉砕する)・・・1カップ
- くるみ(刻む)・・・1カップ
- コーンスターチ/タピオカ粉・・・大さじ2
- ココナッツシュガー ・・・大さじ4
- シナモン ・・・小さじ2
- ナツメグ ・・・小さじ1/4
- 塩 ・・・小さじ1/4
- アボカドオイル ・・・大さじ3~
作り方
リンゴ
- リンゴの皮を剥き、薄く切る(0.3~0.6㎜くらい。しっとりさせたい場合は薄め、食感を残したい場合は厚めに切る)
- リンゴ以外の全ての材料を混ぜる
- リンゴを加え、まんべんなくコーティングする
- ケーキ型の底に広げるように入れる
クランブル
- フードプロセッサーでアーモンドを粉状に砕く。くるみをフードプロセッサーで数回パルスするか、包丁で刻む。
- ボウルですべての材料を混ぜる
- リンゴの上に散らす
- 180℃で予熱したオーブンで40~45分焼く