オーブンで20分焼くだけ、揚げないのにサクサクのケールチップスです。サクサクに仕上げるコツも書いています。紫蘇の天ぷらや韓国海苔のような感じで、食べた瞬間はサクッとして、でも口にいれたら簡単に溶けてしまうくらい軽やかです。
ただオーブンで焼くだけなのでレシピなんて見なくても作れるものだとは思うのですが、こういうシンプルなレシピほど、ちょっとしたコツやほんの少し丁寧に作ることで味や食感に明確な違いが出るものだと感じます。
食事改善を始めた頃、それまでまともに料理をしてこなかったので何を作って良いか分からず、ケールとブロッコリーばかり食べていました。その頃のトラウマ?か、ここ数年はケールをあまり買う気にならず、ファーマーズマーケットで見かけてもスルーしていたんです。
その当時ケールチップスも作ってみたことがあるのですが、サクサク感がなく生焼けのような柔らかい部分があったり、一部硬い部分が残ってしまったりして、とても美味しいとは思えずそれ以来作ることはありませんでした。でもその時は、オーブンで焼くだけでしょ?!と適当に作ったのがいけなかったようです。
色々なレシピを見ていたら、いくつかコツがあり、このコツを押さえたらサクサクのケールチップスになりました。(参考にしたのはAll recipes、The Busy Baker、Oh She Glowsなど)
材料
ケール:葉の部分のみ使います。(今回使わない茎の部分も細かく刻んでスープに入れたり炒めたりして食べることができるので捨てないでくださいね)
オイル:発煙点が高く高温調理に向いているアボカドオイルを使っています。オリーブオイルやその他、香りがきつくないオイルで代用可能です。
ヒマラヤ岩塩:自然の塩でしたらどんなものでも構いませんが、シンプルなレシピなので質の良いお塩がお勧めです。
サクサクに仕上げるコツ
オーブンで焼くだけの非常にシンプルなレシピですが、いくつかコツを抑えるとサクサクの美味しいケールチップスになります。
しっかり水を拭き取る
ケールを洗った後、ただ水を切るだけではなく、タオルなどでしっかり水を拭き取ってください。少し面倒ではありますが、1枚1枚丁寧に水を拭き取ります。水分が残っているとケールを蒸すような感じになり水っぽい仕上がりになってしまいます。
オイルは少なめ
少なめのオイルで全てのケールをコーティングします。ケールの上に油をドボドボと注ぐのではなく、手でカールしている部分にも揉み込むように全体をコーティングします。
低めの温度で焼く
150℃(300F)で時間をかけてじっくり焼きます。180℃など高めの温度だと中心部までサクサクになる前に表面が焦げてしまったり、硬い部分が残ってしまうからです。
焼き過ぎない
茶色く色が変わるほどまで焼いてしまうと焼き過ぎです。サクサク、カリカリにするにはしっかり焼いた方が良いように思いますが、茶色く焦げ始める前にオーブンから出し、天板の上で5分ほど予熱で温めます。
このケールチップスは、
- スーパーフードのケールの栄養がまるごと詰まっている
- ヴィーガン
- グルテンフリー
- 白砂糖不使用、甘味料不使用
- アレルギー対応
- オーブンで焼くだけで簡単
のヘルシースイーツです。
ケールチップス
材料
- ケール 1房(葉の部分のみ)
- オイル 小さじ2~3
- 塩 少々
作り方
下準備
- ケールを洗ってしっかり汚れを落とす
- 葉と茎を分け、葉の部分のみ使用します
- 水を切り、タオルなどで1枚1枚丁寧に水を落とす(サクサクに仕上げるために非常に大事な工程です)
- 葉を適当な大きさにちぎる(焼くと2/3くらいに縮むため、小さくしすぎない)
- 葉にオイルをまぶす。オイルを塗りすぎるとサクサクにならないため、できるだけ少ない量で全体をコーティングできると良い。手や刷毛などをつかって全てのケールの表面にオイルをまぶす。
オーブンで焼く
- オーブンを150度(300F)で予熱する
- 天板にケールを重ならないように並べる
- まず10分焼く。手前と奥を入れ替え、15分焼く(焦げないように確認しながら焼いてください。茶色くなってきたら焼き過ぎなのですぐに出す)
- オーブンから取り出し、天板の上で5分ほど予熱で温める