オートミルクは、オーツとお水のたった2つの材料だけで、自宅でとても簡単に作ることができます。ほんのり甘く、クリーミーで飲みやすいので、まだ試したことがない方はぜひ作ってみてください。
ハワイでも数年ほど前から、オートミルクをよく見るようになったなと思っていたのですが、植物性ミルクの中では豆乳を抜いて2番目の販売高になりました。
2020年9月に発表された記事によると、植物性ミルクの販売高ランキングは、
1位:アーモンドミルク
2位:オートミルク
3位:豆乳
です。
オートミルクはミルクパック以外にも、コーヒーショップで牛乳の代替として使われたり、 チョコレートに使われたりするなどとても人気があります。
でも正直なところ、ここまで売れるとは思いませんでした。
なぜなら自宅でとても簡単にしかも安く作れるからです。
ハワイでは、材料のロールドオーツは非常に安く手に入るので、1リットル0.3ドルくらいで作ることができます。ちなみに、市販のものだと1.5~1.9リットルで5~8ドルくらい。
手作りだと日持ちはしないので、少量ずつ作る手間は掛かりますが、作り立てのミルクはフレッシュでやはり美味しいです。
コラムオートミルクはなぜここまで人気になったのか?
飲みやすさはもちろんのこと、世界的なSDGs/サスティナブルな生活への流れがあります。
1.甘くて飲みやすいから
ナッツや豆などから作る他の植物性ミルクに比べ、オーツ(穀物)の甘みがあり飲みやすいため
2.食感が牛乳に近いから
他の植物性ミルクに比べ、濃厚な食感が牛乳に近いため
3.サスティナブルなミルクだから
牛乳に比べると大幅に炭素排出を抑えることができ、大量の水を必要としないなど、栽培するのにも環境負荷が少ないオートミルクが支持されるようになりました。
更に手作りであればオーツを丸ごとブレンダーで混ぜるだけなのでゴミがほとんど出ません。オーツも量り売りのお店で買えば文字通り全くゴミが出ないのです。
オートミルクの作り方
ロールドオーツと水を1:4でブレンダーに入れ、攪拌します。
濃くしたい場合は水の量を減らして1:3などにすると良いでしょう。
ブレンダーで攪拌した後、キメの細かい布で1~2回濾します。
私は高速ブレンダー(1200w)を使用していることと、そのまま飲むより、スイーツ作りなどに使うことが多いため、濾さずにそのまま使っています。
粘り気が気になる場合
自家製オートミルクは余計な添加物なども入っていなくて、とても簡単に作ることができるのが良いところですが、少し粘り気が出るところが気になる方もいらっしゃるようです。
オートミルクの粘り気が気になる場合
・ブレンダーの熱で粘り気が出てしまうため、攪拌し過ぎないようにする(30秒程度まで)
・冷たい水を使う
・キメの細かなメッシュで2回濾す
・メッシュで濾すときにギュッと絞らないようにする
このオートミルクは、
- 材料2つだけ
- ブレンダーで30秒
- 自然な甘み
- ヴィーガン(乳製品不使用、卵不使用)
- グルテンフリー
- ローフード
の簡単でヘルシーなレシピです。
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オートミルクの作り方
材料
基本
- ロールドオーツ ・・・1カップ
- 水 ・・・4カップ
オプション
- デーツ ・・・1個
- 塩 ・・・ひとつまみ
- バニラエッセンス ・・・小さじ1/2
作り方
- 全ての材料を高速ブレンダーで攪拌する(最大30秒ほど)。混ぜすぎないようにする。
- 必要に応じて甘味料や塩などを加える
- 細かな粒が気になるようであればさらに15~30秒攪拌する(ただし、攪拌し過ぎると粘り気が出やすくなります)
- キメの細かい布で1~2回濾すとより滑らかになります
【参考】
Downsiftology/how to make oat milk
Minimalistbaker/how to make oat milk
Food Navigator/ Oatmilk edges past soymilk for #2 slot in US plant milk retail market