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この自家製酵素ジュースは、白砂糖を使わず、パイナップルの芯だけを発酵させる簡単なレシピです。ただ捨てるだけのパイナップルの芯を活用できてサスティナブルなのも良いところ。
酵素ジュースを作りたいけど、大量に白砂糖を使うので抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実は果物に含まれる糖分だけでも発酵するんです。白砂糖を使うほどぶくぶくと勢いよく発酵はしないものの、微発砲の優しい酵素ジュースになります。
味はというと、果汁10%の薄いジュースみたいな感じですかね(笑)。なので私はそのまま飲むよりは、スムージーやスイーツを作る時に使用しています。
パイナップルには消化を促進する「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素や、胃酸の分泌を促進するクエン酸が含まれています。たんぱく質の分解を助けてくれたり、腸内の老廃物を分解する作用などもあります。

この酵素ジュースはこんな方にお勧めです。
- 白砂糖やてんさい糖なども使わずに酵素ジュースを作りたい
- 普段作っている方法とは違う方法で作ってみたい
- パイナップルの芯など、食材を無駄なく使いたい
作る時の注意点はこちらです。
- 白砂糖やハチミツを使うほど安定して発酵させることはできません
- 酵素ジュースを初めて作る場合は、白砂糖やハチミツなどを少し(大さじ1程度)入れると失敗なく作ることができます
パイナップル酵素ジュースの作り方
材料
- パイナップル1個の芯
- 蒸留水(パイナップルの芯が浸かる程度)
- 耐熱ガラス瓶(私は1リットル瓶を使用)
- ハチミツ 大さじ1(オプション)
作り方
- ガラス瓶を煮沸衝動し、冷ましておく。
- パイナップルの実を食べた後、芯だけを瓶に詰めていく。細かく切った方がよく発酵します。
- パイナップルの芯が全てしっかり浸かるように水を注ぎます。発酵するとパイナップルが浮いてきて、泡立ってくるため、水を入れるのは瓶のトップから3㎝ほどまでにした方が良いです。
- 瓶は密封せず、軽く蓋をするか、キッチンペーパーなどで覆うと良いです。
- 丸1日~2日ほど常温で発酵させます。(私は昼間28度くらいの気温で2日発酵させました)
- パイナップルが痛むので、パイナップルを濾してから、酵素ジュースのみ冷蔵庫で保管します。その方が長く保存ができます。

このパイナップル酵素ジュース(酵素ドリンク、酵素シロップ)は、
- 常温発酵させるだけ
- サスティナブル
- 発酵食品
- ヴィーガン(乳製品不使用、卵不使用)
- グルテンフリー
- ローフード
の簡単でヘルシーなレシピです


パイナップルの芯で作る酵素ジュース
準備時間: 調理時間:
Nutrition facts: 200 calories 20 grams fat
材料
- パイナップル1個分の芯
- 蒸留水(芯が全てしっかり浸かる程度)
- 耐熱ガラス容器(私は1リットル瓶を使用)
- ハチミツなどの甘味料(オプション)
作り方
事前準備
- 耐熱のガラス容器を煮沸消毒する
- ガラス瓶をしっかり冷ます
作り方
- 刻んだパイナップルの芯を瓶に入れる。細かく刻んだ方が発酵しやすいです。
- パイナップルの芯が全てしっかり浸かるまで蒸留水を注ぐ
- ホコリが被らないよう軽く蓋をする(発酵する過程でガスが発生するため、密封しないこと)
- 丸1~2日常温で発酵させる
- パイナップルを濾して水分だけ取り出し、冷蔵庫で保存する