ハワイ在住ホリスティックヘルスコーチのミドリです。
食事改善を始めてから、今更ながら日本の発酵食品の素晴らしさに目覚めたのですが、うちの近所(田舎)ではそんな食材は手に入らないので、手に入らないのなら作ってみよう、と色々な発酵食品を作っています。
日本に居れば材料も簡単に揃うし、もっと簡単に発酵生活ができるだろうに、と思うのですが、身近にある時には有難さに気が付かないものですね。。
特に納豆なんて、日本にいればどこでも安く手に入るので、わざわざ手作りしようとは思わないですよね。でも、海外在住の日本人の中には、日本の発酵食品が恋しくて、自分で作られている方が沢山いらっしゃるんです。
納豆を手作りする場合、日系スーパーで冷凍の納豆を買ってきて、そこへ大豆を加えて発酵させるのが一般的です。でもうちの近所では納豆が手に入らないので、わざわざ買い出しに行ってまでは良いかな、と思っていたのですが・・・。
そんな時に、すぎはらひろしさんの南半球で発酵生活の中で、シダの葉で納豆を作ることができる(元になる納豆がなくても作ることができる)ということを知ってびっくり!
その後、色々と情報を集めてみると、シダの葉に限らず、色々な葉っぱやハーブにも納豆菌が住み着いているようなので、手元にあるバジルとローズマリーで作ってみることにしました。
早速ですが、レシピはこちらです。
ハーブで手作り納豆
材料
・大豆(蒸したり煮たりして加熱後のもの)
・お好みのハーブ(バジル、ミント、ローズマリーなど)
作り方
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大豆を一晩浸水する
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大豆を柔らかくなるまで蒸す/煮る/圧力鍋で加熱する。(親指と薬指で簡単につぶせるほど柔らかくなるまで)
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その間に、グラス容器を煮沸消毒する
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ハーブを軽く煮沸消毒する
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ハーブを瓶の底に敷き詰め、大豆を入れ、さらにハーブを載せる
- ペーパータオルでカバーする
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30度で丸1日発酵させる
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完成白い膜ができたら完成
作る際のポイント
1.大豆の硬さには好みがあるかとは思いますが、大豆はそのまま食べる時よりもかなり柔らかめに調理した方が発酵しやすいようです。(個人的な所感です)
2.納豆菌は熱に強いため、ハーブは熱消毒しても大丈夫です。
3.発酵器が無い場合、炊飯器の保温機能で発酵させることができます。炊飯器の蓋はせずタオルをかぶせておきます。
私は、真夏に作る時は、昼間は日当たりの良いところに置いておき、夜になったら炊飯器に入れて発酵させています。温度が多少上がり過ぎた時(40度くらい)は大丈夫でしたが、下がり過ぎたとき(20~25度くらい)はうまく発酵しませんでした。
4.バジルやミントなど柔らかいハーブの場合、取り除くのが大変です。私は一緒に食べてしまいますが、ハーブと一緒に食べたくない場合は、ローズマリーであれば納豆と混ざることなく取り除くことができます。
5.冷蔵庫で保管している間も発酵が進むため、寝かせておくと更に美味しくなります。
まとめ
ここまで書いておいてなんですが、実は、納豆はわざわざ遠くへ買いに行って食べたいと思うほど好きではありませでした。
ただ、発酵食品を作ってみることに興味があって試しに作ってみたのですが、納豆にハーブの香りが移ってとても食べやすく、今では市販の納豆より、この手作りハーブ納豆の方が断然好きです。